【それ、無視しちゃダメです】人生の分かれ道、選択に伴う違和感

【それ、無視しちゃダメです】人生の分かれ道、選択に伴う違和感

唐突ですが、私は小学3年生の冬休み明け頃、

「そうだ!占い師になろう!」

思い付きで決意した記憶があります。
当時通っていた小学校の図書室で1冊の『星占い』という本に出会います。
その本を手に取った理由は憶えていませんが、きっと表紙が魅惑的だったか、恋に恋している友人の勧めだったろうと思います。
そういうお年頃でもあると思いますし。
山猿の私には無縁でしたけど。

この時初めて自分の星座を知ることになります。
しかしここからは、占いというより付随する神話の世界に惹かれ、さらには童話とかを読み漁っていたような記憶が薄っすらあります。

自分の夢を選ぶのに“恩義”や“遠慮”など要らない

その前までの私の夢は靴屋さんになることでした。

10歳になったある日、

「自分はもしかしたら不幸かもしれない!」

と急激な焦りを感じ始めました。
当時は、体操服や運動靴を買えないほど貧しかったので。
おさがりや校内の持ち主不明の備品を拝借しながら、どうにかこうにか過ごしていました。
我に返る感覚に似ているかもしれません。
このままではいけない!そう思った私が取った行動は何故か“勉強”でした。

これまで勉強と無縁だった私は、猛烈に家庭学習に励みます。
テストは0点、宿題はやらない、夏休みの課題も出さない。
そんな私がです。パーンと視界が開ける感じでした。

そんな私が小学4年生からメキメキ学力を上げ、そこから毎学期、小学校を卒業するまで通知表はオール5でした。
知識で満たされる感覚があったので全く苦痛ではなかったですね。
この時、歴史の学びの中で年表作成、というのもに出会い

考古学者っていいな!」

と初めて職業らしい職業に憧れを持ち始めました。
しかしこの3週間後、ネグレクトな父親に代わり、三者面談にやってきた叔母によってその夢は打ち砕かれます。

「一番金にならない仕事。やめなさい。」

12歳夏、「金」という言葉によって自分を全否定され、違和感が反骨精神に変わった瞬間です。
考古学者になる夢を否定されたことではなく、夢に対して金銭を引き合いに出されたことによる違和感(その1)です。
子供なりに、いきなり金のこと言われてモヤモヤしていたのを憶えていますから。

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久遠迪知

久遠迪知

スピリチュアルアウェイクナー/WEBライター/ココナラチャット占い「プラチナランク」(2023年11月1日現在)。水面下で沖縄のスピリチュアル界をけん引してきた人物。全国で出張セッションを展開しながら、27年のリーディング実績を持つ。2015年より惜しまれながら段階的に休業に入る。ステージⅣのがん治療を乗り越え、2021年12月ココナラチャット占いで復活を果たした。私生活は気ままなノマドライフ/マルチハビテーション(3拠点生活)。まさに“閑雲野鶴”の通り沖縄ライフを楽しんでいる。(文・よのしなが@)